750kg以下のトレーラー(^^;
動画中も言っておりますが、750kg以下のトレーラーは牽引免許なしで引っ張る事が出来るという事で、多くのトレーラービルダーさんが750kgの壁を超えるべく、いろいろと工夫をされているのですが、
ま、要するにトレーラー自体を小さくすれば、その750kg壁は超えやすくなるわけで、小さいトレーラーは実はいくつも存在します。
しかしながらこのルーメットは、おおよそ6畳ぐらいの広さを保ちながら750kgを超えてないという、究極の軽さを持ったトレーラーなのです。
デザインが凄い!
更にこのルーメットが凄いのはこのデザイン性だと思います。
クロコアートファクトリーの代表である徳田社長は、元々自動車のデザインをされていた経歴の持ち主で、数々の市販車やコンセプトカーのデザインを手掛けて来られました。
その徳田社長が究極的に目指すのは独自の自動車を作りたい!という事で、またその思いで独立されたのですが、現状日本でエンジン付きの車を一から作ると言うのはコストや法規制などの障壁が多く、簡単に作れるものでは無いことから、トレーラーならばエンジンもないので比較的作りやすいという事で、製作したという経緯があります。(もちろん、独自の自動車を作るという夢はまだまだ進行中です)
そんな自動車デザインのプロが、トレーラーを0から考え、究極の空力性能、光の映り込み具合などが細かく考え抜かれてデザインされた外観のフォルムは、究極の機能美といいますか、シンプルで無駄のないそれでいて何となく温かいデザインに仕上がっていると僕は思います。
アメリカのエアストリームも独特のデザインで人気がありますが、このルーメットはある意味エアストリームを超えているというか、日本人の細やかな感性を感じます。
単純に比べるのは違うかも知れないですが、少なくとも日本で生まれた日本のエアストリーム的なレベルにあると僕は思います。
KNOTTのシャーシ―
あとこれは言っておかなければいけないでしょうね!
このルーメットのシャーシに使われているトレーラーの部品はドイツのKnott(クノット)社製のものです。
日本人はあまり知らないかもしれませんが、世界的には有名なトレーラーメーカーで75年を超える歴史ある業界のTOPメーカーです。現在では当たり前になっているラバーサスペンションを生み出したのはこのKnottであるとの事。
日本ではこちらのクロコアートファクトリーさんが現地まで赴いて代理店の契約をされてきており、日本でKnottのトレーラー部品を手に入れるたければ、クロコアートファクトリーさんにお願いすれば、何でも手に入っちゃうらしいですよ!(^^)
全長 | (SHORT)3590㎜ (LONG)4660㎜ |
全幅 | 2220㎜ |
全高 | 2340㎜ |
外装 | 強化プラスチック(RTM工法) |
シャーシ | ドイツ KNOTT社製シャーシ |
ブレーキ | 慣性ブレーキ |
牽引免許 | 不要(Roomette1500除く) |
その他仕様 | 後部ゲートフルオープン(仕様による) Food Truck 仕様可能 空力検討による走行安全設計 |
こちらの牽引車はいくらでしょうか?