誰でも使えると言う事
昨今のキャンピングカー・車中泊ブームで、どんどん新しい器具や装備が開発され、進化していっている。
それに伴い、自動車という限られたスペースをベースにするキャンピングカーは元々制限の多い中、それらの進化に対応して行かなければならないと言う事で
「あれとこれは同時に使ってはいけない」とか、「あの機能はこの順番で使わないと壊れる」とか、メカに比較的詳しい男性ならまだしも、女性やお子さんにはチンプンカンプン。
そのうち、怖いから触れない！と言う具合になったり、お父さんがいないと解らないし、お父さんがいないと動かせない・・・とかになって
だからキャンピングカーはめんどくさい！
という事にもなりかねません。
そういう意味で、AtoZさんは最新の機能を充実させるより、あえて安定していて、シンプルでしかも誰でも使えるように装備を単純化しているという事です。
普通に家にいる時の様に操作できて、手順を間違ったとしても壊れるような事のないように！と言うのが、基本的な考えということですね。
キャンピングカー界のカローラ
これは、アルファの時にも出た話かもしれませんが、このアレンにももちろんその考えが凝縮されており、車体価格（税抜き）３９０万という設定。
これは、ひとえにユーザーさんが、これなら買えるかも！
といういうイメージがもてるギリギリの値段設定で、この部分はAtoZさんの最大のこだわりと言ってもよく、また、人気の秘密かも知れない。
ただ、安かろう悪かろうという事ではなく、僕の見た限りキャンピングカーライフを始めるにはこれでも十分な内容だと思うし、ここから必要に応じて拡張させてゆくことも出来る。
前回も言ったが、カローラは決して悪い車でなく、むしろコスパ最高の車という事で、形容詞としては絶妙な所をついていると私は思います。
| ベース車 | TOYOTA ライトエーストラック |
| 乗車／就寝定員 | 6/2＋3 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラー ガソリン |
| 排気量 | 1,495cc |
| 駆動方式 | 2WD(後輪駆動方式) / 4WD |
| パワー | 97ps/6000rpm |
| トルク | 13.7kgm/4400rpm |
| 最小回転半径 | 2WD / 4.7m・4WD / 5.3m |
| タイヤサイズ | 175R13LT |
| オルタネーター | 80A |
| 燃料タンク | 43L |
| ホイルベース | 2650mm |
| ミッション | 4A/T |
| メインバッテリー | 34B19R |
| 全長(mm) | 4620 |
| 全幅(mm) | 1840 |
| 全高(mm) | 2500 |
| ベース車主要装備 | 電気式 ドアロック ＆ パワーウィンドウ 電動リモコン付きドアミラー 運転席・助手席サンバイザー オーディオレス２スピーカー 運転席・ 助手席エアバック フロントカラードバンパー セミファブリックシート表皮 ABS ワイヤレスドアロック リモートコントロール（キー一体型） ドアトリム（平ボード＋セミファブリック） |
| 主要標準装備 | FRP高断熱ボディ 49リットル冷蔵庫(12V) 網戸付きウィンドウ／ドア サブバッテリー 走行充電システム 100V電子レンジ 清/排水タンク(リットル) 20/20 カセットコンロ AC外部入力コンセント 室内カーテン 床クッションフロア仕上げ バックアイカメラ 集中スイッチパネル リア大型バゲッジドア 伸縮式シンクシャワーヘッド ガラス2重ウィンドウ |