究極のインドア!バレンシア520

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Youtube動画

↑こちらはYahooクリエーターズの動画です

キャンターベースのキャブコン

このヴァレンシア520に関しては、まずここから説明しないと、この車の凄さが解って頂けないかもしれまん。

と言うのも、キャブコンの多くは、トヨタのカムロードがほとんどで、 いすゞのビーカムとか言うのもあるのかな?

ま、そんな感じなんです。

そこを、あえての三菱FUSOのキャンターで作る意味!

そこからこのマックレーさんのこだわりが始まっているのです。

あんまり熱を入れて語り出すと、どんどん文字が増えてくるので、適当に書きますが

まず一つ言える事は、キャンピングカーのベースになる車は通常、運転席部分がチルトしない車である事が最前提なんです。(チルト: エンジンルームを整備する為に運転席部分丸ごとボンネットのように持ち上げる、前に倒れる機構 )

考えてみたらそうですよね?運転席上部にはバンクベッドが付いてるし、運転席と後部居室が繋がっていたりする訳で、そんな状態でチルトさせないとエンジンのメンテナンスが出来ないとなると、大変な事になるのは容易に想像できます。

にもかかわらず、キャンターはチルトさせないと通常メンテナンス出来ない車で、そのキャンターをベースにする意味とは・・・

これは、動画内でも少し触れましたが、まずは制動性能です、キャンターには、他のベース車にはない安全装備を多数搭載しているんです。衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置や車両安定性制御装置など、また環境技術として、BlueTecテクノロジーやアイドリングストップ 、そして、これは乗られた方にしか解らないかもしれませんが、トラックのシフトチェンジは実はあまりスムーズではなく(慣れの問題ではありますが)、ストレスを感じる方も実は多いのですが、そこはこのキャンター DUONIC2.0 という、先進のトランスミッションを積んでおり、思ったギアにスムーズにチェンジ出来て、ストレスなく運転できるのです!

と、まぁこんな感じで、他の車にはない機能が搭載されているのです。

あと、まぁ各社いろいろキャンピングカーを出されていますが、どこもだいたい同じベース車なので、代り映えがしないというお客様も多く(たとえば、クラウンから新車のクラウンにしか乗り換え出来ないみたいな?レクサスとかフーガとかに乗り換えてみたいと思うのが、人情ってやつですよね(^^;ちょっと例えがちがうかな?)もっと車を選べてもいいんじゃないか?という発想もあるようです。

と、言う事で、キャンターをベース車にすると言う事は、技術的にも難しく(チルトさせずにエンジンのメンテナンスを出来るようにしているなど)普通はやらない事で、マックレーさんの他にはない!と言う事になります。

電装機能が実はすごい!

(株)マックレーさんのヴァレンシア520の続きです。前回の動画では、大まかな設備の説明とベッドの様子などをご紹介しましたが、それだけではこのバレンシアの凄さをお伝え出来てないな!という事で続編です。

今回お伝えしたかったのは、このヴァレンシア520は「電気」で困る事を極力無くした、究極の動く家(インドア)であるという事です。

社長の渡辺氏にインタビューしていて解った事なのですが、渡辺社長曰く、そもそもキャンプには全く興味がなく、お客様に見て頂く為と言うか世間でそう呼ばれているので便宜上「キャンピングカー」をと呼んでいるだけで、渡辺社長が作っているものは、あくまでも「動く家」でると言う事なんです。

そして、そのコンセプトで最重要になって来るのが「電力」の確保という事で、この電気のシステムに関しては、最大限の工夫を施しているという事です。

240Ahのリチュウムイオンバッテリーと言うのは、数値的な概念だけで比べられない所があり、大まかですが普通の100Ahぐらいの鉛蓄電池だと4~5個分のパワーがあるらしく、それだけでも大した電力なのですが、走行中はオルタネーターから電力を得て各種電気製品を動かすので、サブバッテリーの電力は使いません。また、100V外部入力やソーラーからの電源も最適なものを自動判別して充電元を切り替えたり、もちろん最終的には発電機も備えているので、2重3重の備えがあり、燃料は必要としても電気で困る事はほぼ無い!という事ですよね~

さらに

キャンピングカーは長く使用しない場合が多いのですが、そのような場合でもメインのバッテリーがあがってしまうなどという事が無いように、常にソーラーパネルから充電しているのです!
この様な機能は他のキャンピングカーにはない機能といって間違いないでしょう。

そうです! 前述の通り、これはキャンピングカーではなく、動く家なのです!
いかに普通の生活を違った場所で行うか!

曰く、これはアウトドアじゃないんですよ! 究極のインドアレジャーなのです!

ベース車三菱FUSO キャンター (1.5t車/2t車)
エンジン3000ccディーゼルターボ
乗車・就寝 定員 6名・6名
トランスミッション 6速DUONIC[5速マニュアル]
駆動方式2WD/4WD ・LSD
リアタイヤWタイヤ
全長 5,150mm
全幅2,080mm サイドオーニングを含みません
全高2,900mm
ホイールベース 2,500mm
燃料・容量軽油・ 燃料タンク 70 L
車体装備運転席・アームレスト付き
助手席シートは前後スライドとリクライニング機能付
衝突被害軽減ブレーキ
車線逸脱警報装置
車両安定性制御装置
BlueTecテクノロジー
アイドリングストップ
イモビライザー
FUSO-RISE(衝突安全ボディー)
キャンパー部装備Vスペック仕様(走行時、アイドリング中の発電力で家庭用エアコンや床暖房などの家電製品が使用できるシステム )
床暖房
間接照明
前向きFASPシート
家庭用エアコン
カセットガス式の湯沸し器
トイレ&シャワー室、シンク&窓を装備
90L冷蔵庫(上部に配置)
IH電磁プレート
電子レンジ
1口コンロ&ステンレス製シンク
70L清水タンク
2.8KW発電機
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About hotseaweed 300 Articles
キャンピングカー研究家、 自動車整備士、 自作の軽キャンパーで日本全国旅してます。 趣味:写真、旅、シルバーアクセサリーの作成

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